みなさん、こんにちは!そして大変お待たせいたしました、しろちゃんです!
突然ですが、皆さんは『ひみこの歯がいーぜ』と言う言葉を聞いたことはありますか?
これは、よく噛むことでもたらされる8大効用についての標語です。
「噛む」ということは、普段皆さんが当たり前のようにしているかもしれませんが、その効用についてはそこまで詳しくないと思いますので、紹介したいと思います。
そんなにいいことあるの?と思った方、意外とあるんです!
ひ 肥満予防
よく噛んでゆっくり食べると、脳の満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぐことができます。早食いは肥満のもと、とよく言われるのはこのためです。ダイエット中の方はよく噛んで食べることが大事ですね。
み 味覚の発達
食べ物の味は、唾液の中に溶け出し、それを味蕾(みらい)という舌の組織が感知することによって脳へ伝わる仕組みです。よく噛むことで、唾液がたくさん分泌され、味覚情報の伝達を助けてくれます。
こ 言葉の発音がはっきり
噛むことで口まわりの筋肉が発達し、正しい口の開け方ができるようになり、綺麗な発音ができると言われています。
の 脳の発達
よく噛むことで脳への血流が増加し、脳の動きが活性化され、記憶力や集中力アップに繋がります。また、子供の知育を助け、高齢者は認知症の予防に役立ちます。
歯 歯の病気を防ぐ
唾液には、むし歯や歯周病の菌の繁殖を抑える作用などの重要な役割があります。噛めば噛むほど、唾液がたくさん分泌され、口の中をきれいにしてくれます。(※歯磨きをしなくていいわけではありません)
が がんの予防
唾液に含まれるペルオキシターゼという酵素は、食物内の発がん性物質を弱める働きがあります。よく噛んで、がんを防ぎましょう!
い 胃腸の働きを促進
よく噛むことで、消化酵素がたくさん出て、体内での消化や吸収がアップします。
ぜ 全身の体力向上と全力投球
噛むことは、運動能力や体の様々な機能の発達にも影響すると言われています。
スポーツをするときなど、力を入れたい時、しっかりと歯を食いしばると力を発揮しやすくなります。
このように、「噛む」ことは身体にとても良い影響を与えます。
運動不足で肥満気味の方や集中力を上げたい方、がんを予防したい方、そしていつまでも自分の歯でしっかり噛んで美味しい食事をとりたい方は、この『ひみこの歯がいーぜ』を思い出して、よく噛んで食べてみてください!
次回のしろちゃん日記ep.5は、「歯の色はどうして…?」です。お楽しみに!